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正置と現地 

片付けの途中で、とある文章が発掘されました。
テーマは『正置』です。合宿用の資料でしょうか。
私が1年生か2年生の時分に、S岡大の学生に対して流された文章です。
書いたのは、田代さん?田濃さん?

誰もが始めたばかりの頃に教えられるであろう
 コンパスの針と地図の磁北線が重なるように地図を持つこと
という最初の「正置」の定義を、もっと高い視点から捉え直した話です。
この話が実践できれば、初級者は卒業。本質的に同じ事だと分かればもう中級者、かな?
自分が下手くそだった頃に、大いに参考にさせてもらったような覚えがあります。
なかなか興味深いです。ちょっと面倒ですが起こしてみましょうか。

まず、自分にとってどういう技術が足りないのか、考えるところから始めよう。
静大の多くの1~3年くらいにとって、
まず必要なのは「正置」ができるようになることです。
つまり、地図を見た後に、それは現地ではどの地形に当てはまるのかを、
「正しく置き換える」こと。
正しく置き換えるためには、地図から現地のイメージを、
正しく思い浮かべられるようになることが必須です。
例えば、ぱっと地図を見て、
「これは尾根?それとも沢?う~ん。。。」
という風に、なかなか地形を判断できない(従って、イメージもできない)人は、
まず地図読みでその判断能力を鍛える、という明確な目標ができるはずです。
明確な目的もなく、ただ漠然と地図読みしている人はいませんか??
「地図読み」と「地図眺める事」は全然違います!

実際に尾根・沢の判断を直ぐできるようにするためには、
具体的にはどういう風に考えればいいか。それは、例えば、
 ①川・溝などがある地形は沢
 ②その隣は尾根
といった風な判断が可能です。当然他にもあるわけでして、
 ③ピークのある場合は尾根
 ④尾根または沢にコントロールがついていれば、デフから判断
というのもまた有効な判断法です。

とにかく一つ、自分の中で尾根か沢かを100%確実に判断できる場合を
①~④などから確認・適用し、その判断を元にして、
「じゃあこの一つ隣は沢だ。じゃあその隣は尾根だ。」
というように、一つ一つ順を追って地形を読み取っていきましょう。
勿論、慣れてくれば読図能力は上がっていきますし、
李の書いているように慣れも大事です。

ちなみに、何故こういう事を書いたかと言えば、
)地図を見て尾根・沢の判断ができないと、地形のイメージができない。
(尾根か沢か分からないので、もしイメージをしたとしても
 それは間違いであることが多い。)
  ↓
)イメージが間違っているので当然現地の地形と対応が取れない、
 すなわち正置ができない
となるからです。


さて、以下はオリエンテーリング初心者が良く言われる言葉です。
「まずは、正置ができるようになることが大事」
問題です。これは具体的にどんなことを指すのでしょうか?むむ、やや難。。

上記の意味の捉え方として、秋合宿を見ていて一つ思い当たりました。
それは、「ずっと地図を見たまま歩いている人がいる」ということです。
ここでいう「ずっと」というのは、
本当にずーーーーーーーっと、5分も10分も見ている事です。主に一年生。

基本的に、
 ①地図を見る
  ↓
 ②現地と対応させる
そして対応が完了したら、その時点で技術的動作はひとまず終了です。
あとは、対応して確認した場所へ走るだけだからです
(勿論、そうでない時もあります)。
ところが、
 ③対応が終わった後も地図を見ている/対応させず地図のだけ見て現地を見ない
  ↓
 ④いつまでも地図から目を離せない。
となってしまう人が見受けられます。お判りの通り、先ほどの「ずっと」の人の事です。
確かに、ずっと地図を見ているとはまりにくくはなりますが、
それでは走ることができません。
 )地図を見る
  ↓
 )現地を見る
  ↓
 )正しく現地対応ができたら、対応した場所に向かって走る
この一連の動作を繰り返し行えるようになる事、
これが広義には「正置ができるようになる」という事になります。
そして、正置が上達して対応にかかる時間が短くなってくると、
立ち止まっている時間よりも走っている時間の方が相対的に長くなる。
その結果、速く走れるという事になります。
勿論、分からない時は地図を見なきゃならないので、全然地図を見ないのはダメです。

ちなみに、
「なるべく地図をメモリーして、地図を見る回数を減らす方がいいのか?」
という質問を時々受けますが、基本的にエリートランナーは頻繁に地図を見ます。
これは、走っているスピードに対してチェックポイントが表れる頻度や、場所にもよります。
平均5秒から10秒に1回ぐらい。つまり、この時間が
「次に現れる、対応すべき地形が視野に入る頻度」
という事になります。
さらに、正置に懸ける時間も全然短いし、
それに地図を見るべき場所なんかも必要最小限にして十分
(つまり、的確な場所で的確に見ている)という事です。
なるべくメモリーする、というスタイルの人もいるみたいですが、
少なくとも自分はこまめ派です。
何故なら、それが(良い意味で)確実なオリエンテーリングにつながるのですから。



<><>f-mのつぶやき<><>
私が『正置』といわれて思い浮かべるのは、
地図からイメージした情報を、現地で見えるものに「正しく置き換える」よりも、
地図からイメージした風景と、現地で見えるものの位置関係が重なるよう「地図を正しく置く」
という動きです。地図をまわすというより、自分が地図のまわりを回る、そんな感覚。
説明にはこういう表現がよく使われます。。
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